天気の子感想【ネタバレあり】
少しバタバタしていて、初投稿からだいぶ時間が空いてしまいました。
8月中に色々あったことをまとめていきたいのですが、とりあえず今回はタイトル通り天気の子を見に行った時の話と感想です。
本当は上映期間中に行くと余計なことを言ってしまうんじゃないかとか、的外れなことを言って矢面に立たされるんじゃないかとか要らない予防線を張ってたんですけど意外と賛否あるらしかったので行ってみることにしました。
前置きはこれぐらいで感想をいくつか。
・PV通りの内容
映画を見に行く前に予報を見たのですが、最初これ以上どういう物語が起こるんだろう?って思っていました。そして見終わった時は良くも悪くもPV通りだったなぁと……。
もちろん内容を180度変えて欲しかったというわけではないんですが、実際に本編を見たときの驚きとかワクワクとかそういうのに欠けていたという印象です。小栗旬のキャラが最後味方してくれたところは少し違ったかなって思いました。(ここは最初の構想とは変えたってパンフで監督が言ってましたね。いや、パンフで語りすぎでは?)
・最後の展開
ガッツリネタバレですが、最後彼女を選んで世界が変わることを選んだ場面とその後の場面。大きな時代の流れで見たらこういうこともあると語るおばあさんや、自分のせいだと思うことはないとフォローする小栗旬。主人公も月日が経過してそういった時間の経過に流されんとするところで、ヒロインが祈っているところに遭遇する。そこで、主人公は世界の形を自分たちが変えてしまったことを確信しながらも前を向いて生きていく。
この一連の場面はいいなーと思いました。少し不思議な現代で不思議な体験をして、結果世界が変わっていても周りは変わらない日常が流れていく。その中でも自分たちには不思議な体験とその結果が確かに残っている……。
キャラクターの抱える色々な思いと確かな成長が色々と想像されていい終わり方だったなーって思いました。
・リアリティとノイズ
物語の舞台は雨が降り続いている現代、視聴者が見知った新宿の光景が出てくるのですが、この辺の匙加減が難しいなと感じました。
途中でヒロインたちが歌っているJ-POPとか聞き覚えのある広告だとか時には純粋なファンタジーな世界ではなくても邪魔になってしまうこともあるんじゃないかなと。
話を進行するにおいてところどころアニメのテンプレートみたいな進め方をするのがチグハグだったのかもしれません。胸みてたでしょーみたいのとか、あまりにもませすぎている子供とか。 大筋はアニメしててもいいと思うんですけど、その辺りの場面細部の台詞とかにも拘ってほしかったなと思います。
銃を出すのは、まあなんとも言えないですね……。短時間で綺麗な進行をするのにわかりやすいアイテムだったとは思います。
とりあえずこんなところです。他にも書き残しがある気がしますが、やっぱりすぐにメモなりしておかないと忘れてしまっていけませんね。内容に触れた部分で一部ズレがあったらごめんなさい。